就活で必ず聞かれる「学生生活で最も力を入れたことは何ですか?」という質問、通称ガクチカ。
このガクチカで「軽音サークルでのバンド活動」の経験をアピールしたいと考えている方向けの記事です。
バンド活動はメンバーで方針を決めたり、ここの技術を高めあったり、ライブを計画したりと、ビジネスにも通ずる能力を養えます。
そのため、軽音サークルでのバンド活動は上手くアピールできれば面接官に高い評価をもらえる題材です。
しかし、以下のような悩みを抱く人も多いかと思います。



そこで、本記事ではこのような悩みは勿論、面接官の印象や、ガクチカ例文、ワンステップ上のガクチカに仕上げるためのヒントを解説したいと思います。
ぜひ、最後まで読んでみて下さい。
目次
そもそもガクチカになり得る経験
面接官はガクチカを通して「人柄」や「能力」を確認しています。
新卒採用では学生に特別なスキル・知識を求めていません。
新卒採用では職場にフィットしそうか?仕事への適正がありそうか?という『ポテンシャル』を重視しているのです。
ガクチカを通して確認している『ポテンシャル』とはズバリ以下の3点になります。
面接官が注目している点
- モチベーションが高まる要因
- どの程度の熱量を持っているか
- 仕事でも再現性があるのか

①モチベーションが高まる要因
面接官はガクチカを通して、どんなキッカケでモチベーションが高まる人なのか確認しています。
特にあなたのガクチカと仕事内容を照らし合わせて、仕事でも同じようにモチベーションが上がりそうか確認しています。
そのため、あなたが志望する企業の仕事内容をイメージし、ガクチカと同じようにモチベーション高く取り組めることを伝える必要があります。

②どの程度の熱量を持っているか
面接官はあなたが仕事に対して、どの程度の熱量を注げるのかガクチカを通して評価しています。
自分の中では「頑張った」と言えることでも、他人から見ると大したことないと評価されてしまう可能性もあります。
あなたの努力量を証明するためにも、具体的な行動量や思考プロセスを伝えることを心がけましょう。

③仕事でも再現性があるのか
最後に、ガクチカで発揮されている人柄や能力が仕事において再現性があるか確認しています。
あなたが発揮した人柄や能力がエピソードの中だけでなく、職場でも発揮されるのか面接官は注目しています。
そのため、学生ノリだけで解決できないある程度難易度の高いガクチカを用いた方がベターだと言えます。

軽音サークルでのバンド活動のガクチカに対する面接官の印象



バンド活動のガクチカ自体はそこまで多く聞かないので、他のスポーツ系のサークルよりも、面接官にとっては珍しく感じられると思います。
また、基本的にはチーム活動になるので、面接官にとって比較的聞きやすい題材です。
一方で、「音楽」そのものについて詳しい面接官は多くないので、そっちに話が流れないようにしたいですね。
他のエピソードでガクチカを書こうかな・・・と感じた方に
以下の記事を参考にあなたの魅力を最大限に引き出すガクチカを探してみてください!
ガクチカ集はこちら
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どのエピソードでガクチカを書くべき?50種類以上のエピソード紹介!
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軽音サークルのバンド経験でアピールできる能力
ガクチカの最大目的は、アピールしたい長所を伝えることです。
そのため、ガクチカを構成する際はアピールしたい長所をどうガクチカに織り込むか意識しておくべきでしょう。
以下3つの切り口で長所を探すと良いです。
能力の切り口
- 対課題力:仕事を処理するスピード、仕事のクオリティに関係する能力
- 対自分力:自分の行動や思考をコントロールする際に必要となる能力
- 対人力:人とのコミュニケーション能力
以下の記事を参考にあなたにフィットする強みを探してください。
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参考自己PRでアピールできる24個の強み一覧【評価される強み大公開】
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計画力
バンド活動では目標とするライブに向けて様々な準備が必要になります。
メンバー選定や楽曲選定、演奏練習など、計画的にスケジューリングしないと本番にベストパフォーマンスを発揮することは難しくなります。
仕事においても、目標に向けて複数のタスクを計画的に進める力が求められるので、バンド活動と通するものがあるはずです。
持続力
バンド活動ではライブに向けて個々の技術を向上させる練習が必要不可欠です。
バンドというチームパフォーマンスでありつつも、個人の技術が劣っていると不協和音を生み出しかねません。
仕事においてもチームで目標に向かって各々の役割を全うすることは多いですが、個人のスキルが低いと周りのメンバーの足を引っ張ることもあります。
そのため、持続的に自己研鑽できる力はバンド活動でもビジネスでも重要な能力であると言えます。
協調力
音楽活動は感性に拠る部分が多く、メンバーとの意思統一が難しかった思います。
売上や顧客数を目標とする取り組みでは定量的に良し悪しを判断できる題材ではロジカルな意思統一が図れますが、芸術・音楽ではエモーショナルな部分で意思統一を図る必要があります。
仕事においても、人の感性に拠って良し悪しが分かれるシーンが多々あります。
あなたがバンド活動において、どのようにしてメンバーと意思統一を図ったのか説明することで、どのように意思統一を図ることができるのかアピールできます。
強みをカンタンに見つける方法
強みを確認したい方は無料の適性検査を受けましょう。
適性検査を受ければ、「自分の強みがわからない」と悩むことはなくなります。
勿論、引き続き自己分析を継続する必要はありますが、自分の強みを正しく把握していれば、ES・面接で堂々とアピールできるようになります。
その点、適性検査はデータに裏付けられた客観的な強みを教えてくれるので、自分の強みを正しく・効率的に見つけることができます。
過去数十万人の受検データから客観的なあなたの特徴を定量的に示してくれるので、


といった疑念を払拭してくれます。
適性検査受検には20分ほど時間がかかり面倒臭いですが、一度受験しておけば就活で遠回りすることもなくなるはず。
まだ受検してない人はさっさと受検しておきましょう。

自己分析用の適性検査は「キミスカ」一択
自分の新たな強みを発見したいという方は、正直キミスカの適性検査さえ受ければ良いです。
キミスカの適性検査は「強み」や「弱み」は勿論、「ストレス耐性」「価値観」「性格」など10項目も診断してくれるハイクオリティな適性検査です。
また、検査結果からあなたの「ビジネス戦闘力」を測定してくれるので、今のあなたがビジネスでどの程度通用するのか、ズバリ教えてくれます。
更に、診断結果から「人物像」や「適性職種」をフィードバックしてくれるのですが、このコメントを面接官に見てもらえばOKなレベルで超絶わかりやすいです・・・笑
適性検査を受験して得られること
- 「強み」「弱み」が細かく診断
- 自己分析が難しい観点も診断
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【関連記事】キミスカの特徴・評判を現役人事部が解説(就活生による評価まとめ)
「学園祭実行委員」のガクチカ構成
どんなテーマのガクチカであっても構成次第で「受かるガクチカ」にも「落ちるガクチカ」にもなります。
これまで2,000名を超える就活生と面接してきた筆者の視点があなたのガクチカに更に磨きをかける5つのポイントを紹介します。
詳しくは以下の記事を参考にしてくださいね。
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平凡なガクチカでも選考を突破できる構成方法(採用担当が解説)
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「サークルのバンド活動」のガクチカの例文
ここで、バンド活動のガクチカの例文を参考するので、参考にしてください。
例文
私は学生生活を通して軽音サークルでのライブ集客数を学内No. 1にすることに注力しました。
ライブを実施するにはチケット販売や、ライブ会場・音響設備の手配、各バンドのパフォーマンスなどが必要になります。
集客数を向上させるためにチケット販売を強化するのが一般的ですが、私は『チケット販売数にノルマを課し、押し売りして集客すること』という手法は長期的に見てサークルのためにならないと考えました。
そこで、『ライブ開催頻度の増加』・『他サークルと差別化されたライブ』を実現し、集客増強を図りました。
ライブ開催頻度の増加を実現するために、ライブ会場・音響設備業者の見直しを実施し、低コストでライブ開催できる体制を整えました。
また、他サークルと差別化するために、ライブ毎に『ハロウィン』や『クリスマス』等のテーマを設け、バ 各バンドにもそのテーマに因んだ楽曲や、MCを実践してもらうように交渉しました。
その甲斐あって、我々が開催するライブは大学の名物として取り扱われるようになり、学内の軽音サークル中で圧倒的な集客数を誇るようになりました。
私はこの経験から、長期的に考える重要性・マーケティングの重要性を学ぶことができました。
まとめ
以上、いかがでしたでしょうか?
本記事では軽音サークルでのバンド活動経験を魅力的なガクチカにする方法を紹介しました。
本記事で紹介した就活レベルアップポイントを以下にまとめておきます。
就活レベルアップポイント
- バンド活動経験はビジネスに通ずる
- 計画力や持続力、協調性がアピールできる
最後になりますが、就活では確固たる強みを見出して伝えることが何よりも重要です。
以下を参考にあなたの就活レベルを更にアップしてください。
強みを見つけるサービス
参考記事
以上、最後まで読んでいただきありがとうございました。