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【就活】どこまで企業研究するべき?選考ステップ別に解説(4STEP)

3月 30, 2021

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【就活】どこまで企業研究するべき?選考ステップ別に解説(4STEP)

3月 30, 2021

本記事の信憑性

  • 筆者は現役の大手企業の新卒採用責任者
  • 3年間で1,000名を超える学生との面談・面接を経験
  • 専門は新卒採用戦略企画(2,000名参加の企業向けフォーラムで採用戦略が紹介される)

 

就職活動で必須となる企業研究。

 

しかし、「どこまで」企業研究をすれば良いのか理解できている人は意外と少ないのではないでしょうか?

 

そこで、本記事では現役面接官の筆者が「どこまで」企業研究すれば良いのか解説します。

 

本記事を最後まで読めば、選考ステップ毎でどこまで企業研究が求められるか理解できるようになります。

 

 

企業研究の目的は?

ガクチカとして『資格取得』経験を面接でアピールできるのか(例文付き)

企業研究をする際は明確な目的を持ち、その目的達成に必要な情報のみを深めるべきです。

 

というのも、企業活動は想像より遥かに広く深いからです。

 

そのため、複数社を学生が抜け漏れなく研究することは現実的ではありません。

 

そこで、就職活動では以下の2つの目的に絞ってが企業研究することをオススメします。

 

企業研究の目的

  1. 入社すべき企業か確認するため
  2. 選考を突破するため

 

企業研究の目的① 入社すべき企業か確認するため

企業研究の1つ目の目的は、あなたが入社するに値する企業か確認するためです。

 

何を大事に働きたいのか?それを満たすことができる企業なのか?検討するために企業研究を行います。

 

企業研究もろくにせずに入社できたとしても「こんなはずじゃなかった」未来が待ち受けている可能性が高いです。

 

将来的に後悔しないためにも企業研究はやっておいて損はないです。

 

企業研究の目的② 選考を突破するため

企業研究の2つ目の目的は、志望動機を明確にして選考突破率を上げることです。

 

企業はミスマッチを防ぐため、内定承諾率を確認するために志望動機を確認します。

 

ここで言う志望動機とは、「あなたの期待に、企業がどのように満たせているのか」を説明することと定義できます。

 

そのため、明確な志望動機を練るためには、企業研究が必須です。

 

企業研究を深めて「あなたの期待を企業がどのように満たせているのか」を説明することができれば、ミスマッチが少ない志望動機として高く評価されることでしょう。

 

企業研究はどこまでするべき?(内定まで4ステップ)

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企業研究と一口に言っても、選考のフェーズによって求められる企業研究のレベルは異なります

 

すべての企業を1から10まで企業研究しようとするといくら時間があっても足りません。

 

そのため、選考フェーズに応じてどこまで企業研究をするべきか把握しておく必要があります。

 

ここからは就職活動の各フェーズでどこまで企業研究すべきか解説したいと思います。

 

ステップ①インターン参加

インターンシップの選考で、企業研究が問われることは少ないです。

 

企業側もインターンシップを通して、企業理解を深めようと考えているのでインターン選考時点では志望動機よりも、能力・人柄を重視しているからです。

 

そのため、最低限の企業研究で問題ないです。

 

インターン参加に必要な企業研究

  • ブラック企業かどうか確認しておく
  • 事業に興味が持てそうかどうか確認しておく

 

ステップ②ES提出フェーズ

エントリーシート(ES)を提出するフェーズでは、設問に志望動機を課す企業も結構多いので、企業研究をある程度固めている状態が望ましいです。

 

特に、「理念」・「ビジョン」「事業」はしっかりと企業研究をしておくべきです。

 

「理念」・「ビジョン」・「事業」について研究できていれば、その企業が求める人物像の輪郭を把握できるので、ガクチカや自己PRに活用することができます。

 

ES提出で必要な企業研究

  • 理念・ビジョン・事業を中心に企業研究する
  • 企業研究から求められる人物像を把握する

 

ステップ③面接

面接フェーズでは、サイト・四季報・ニュースリリース等から得られる情報をすべて落とし込んだレベルの企業研究が求められます

 

また、単に情報収集するだけでなく、あなたにとって重要な要素(=就活の軸)に合致しているかを明確にしておく必要があります。

 

特に面接のステップが進むごとに、「あなたはどのように評価しているのか」という観点が重視されます。

 

就活の軸と照らし合わせて、妥協できない要素・妥協できる要素を整理しておくことをオススメします。

 

面接で必要な企業研究

  • 就活の軸に合致しているか?理由とともに考える
  • 妥協できない要素・妥協できる要素を整理しておく

 

ステップ④内定受諾

一通り選考が終了し、内定を受諾するフェーズでは環境や条件が良いかどうかが要素になってきます。

 

内定を受諾できたとしても、まだ就活を続けるべきか悩むと思います。

 

また、複数社から内定を獲得できた場合、どの企業に就職すべきか悩むことになると思います。

 

そんな時は企業の「風土」・「人材」・「制度」・「待遇」で判断することをオススメします。

 

企業の環境・条件に満足できない場合、いつまで経っても納得できずに働くことになります。

 

「こんな雰囲気で働きたくない・・・」「どうせ頑張っても給料この程度だし・・・」なんて感じながら働くなんて嫌ですよね。

 

そのため、内定を受諾するかどうかのタイミングでは環境や条件について企業研究しておくべきです。

 

内定承諾で必要な企業研究

  • 企業の環境・条件をよく調べておく
  • 環境・条件が悪いと長期的にモチベーションを保てない

 

まとめ

いかがでしたでしょうか?

 

本記事では、企業研究をどこまでやればいいのかという疑問にお答えしました。

 

企業研究は選考のステップに応じてどこまでやれば良いのか決めましょう

企業研究のステップ

  • インターン参加
  • エントリーシート提出
  • 面接
  • 内定承諾

 

それぞれのステップで注力する企業研究の内容を調整すると、効率的な企業研究を行うことができます。

 

以上、最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

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