学生時代はマネージャーとして部活に貢献し、就職活動においてもその経験を活かしたいと考えている方向けの記事です。
マネージャーは部活で選手が効率的に活動できるように、練習の支援・会計面の管理・選手の体調管理など、縁の下の力持ちとしての力を発揮します。
会社においても、特に人事部や総務部等の管理部門で、マネージャー経験で培った力は大いに発揮することが出来ます。
そのため、マネージャー経験は就職活動で強力な武器になるはずです。
しかし、就職活動に適した自己PRを準備できていないと、「マネージャー経験が上手くアピールできない!」なんてことになりかねません。
そこで、マネージャー経験をより魅力的に面接官にアピールするための方法を紹介します。
是非、最後まで読んで下さい。
本記事の信憑性
- 筆者は現役の大手企業の新卒採用責任者
- 3年間で1,000名を超える学生との面談・面接を経験
- 専門は新卒採用戦略企画(2,000名参加の企業向けフォーラムで採用戦略が紹介される)
部活で忙しくて就活に時間を割けないという方へ・・
部活は最後までやり切りたい!でも、就活も頑張らないと‥焦りを感じている体育会学生の方は多いと思います。
特に近年は就職活動が早期化しているため、あなたが部活に打ち込んでいる間に周りは自己分析やら企業研究やらをどんどん進めています・・・
そこで、体育会に特化した就活エージェント「アスリートエージェント」を紹介します。
- 体育会学生の強みを引き出す手厚いサポート
- 体育会向けの非公開求人を紹介
- 支援実績3,000名以上・内定獲得率86%
体育会学生の強みを最大限に引き出してくれるので、就活に出遅れてしまってもすぐに内定獲得レベルまで引き上げてくれます。
「満足いくまで部活をやり切りつつ、納得内定を獲得したい!」という方はぜひ活用して下さい。
詳しく知りたい人はこちらから
アスリートエージェントの評判【メリット・デメリットを人事が解説】
続きを見る
目次
そもそも自己PRで何を語れば良いのか?
面接官は自己PRを聞くことで「学生時代の経験に裏付けられた、あなたの長所」を確認しようとしています。
そのため、自己PRは「長所+根拠となるエピソード(ガクチカ)」の形で語ることを求められています。
合わせて読みたいガクチカと自己PRの違いとは?定義・評価軸・書き方の違いを解説!
続きを見る
部活の自己PRの基本
マネージャー経験の自己PRの作り方について解説する前に、まずは部活動の自己PRの基本を理解しておきましょう。
部活の自己PRの基本
- 部活をやってたコト自体が評価されるわけではない
- 部活での経験はあくまでアピールする長所の根拠となるエピソード
- 部活での経験とビジネスを紐付けてアピールする
まずは部活動の自己PRの基本をじっくりと理解したいという方は以下の記事を参考にして下さい。
参考【就活】自己PRで『部活のガクチカ』をアピールする【例文アリ】
続きを見る
自己PRで語れる、マネージャー経験から得る力とは
では、マネージャーを通して培われる能力の中で、自己PRで強みとしてアピールできる能力にはどのようなものがあるのでしょうか?
具体的な能力を紹介する前に、自己PRで面接官に評価されやすい能力の切り口を紹介します。
自己PRでは主に以下の3つの切り口からアピールする能力を考えるようにしましょう。
能力の切り口
- 対課題力:仕事を処理するスピード、仕事のクオリティに関係する能力
- 対自分力:自分の行動や思考をコントロールする際に必要となる能力
- 対人力:人とのコミュニケーション能力
就活でアピールできる強みについて知りたい方は、以下の記事を参考にしてください。
参考自己PRでアピールできる24個の強み一覧【評価される強み大公開】
続きを見る
では、マネージャー経験を通じて培える代表的な能力を紹介します。
【対課題力】マネージャー経験では「確動力」がアピールできる
マネージャーを通して培える代表的な『対課題力』は「確動力」です。
マネージャーは選手が快適に、効率よく練習に没頭できるように、部活運営に関わる多くの事務をこなすことが求められます。
練習の準備、試合の手続き、会計管理などなど、並行して様々な事務を確実にやり遂げる必要があります。
仕事においても、このようなマルチタスクを抜け漏れなく完遂させる能力は重要なので、面接官に高く評価されることでしょう。
【対自分力】マネージャー経験では「規律力」がアピールできる
マネージャーで培える『対自分力』は「規律力」です。
先述の通り、マネージャーは様々な業務を遂行することが求められるため、マニュアルが必要不可欠になります。
マネージャーによって業務のやり方がバラバラだと、部活運営に致命的なミスが発生してしまう可能性があるため、都度マニュアルを作成・更新しなければならないです。
どんな仕事において、マニュアルやルールを疎かにしてしまうと、損害賠償等の大きなリスクが発生する可能性があるため、規律をしっかり守り続けられる力は面接官に評価されます。
【対人力】マネージャー経験では「受容力」がアピールできる
マネージャーで培える代表的な『対人力』は「受容力」です。
部活において最も優先されるのは選手なので、マネージャーにとっては不満・ストレスが溜まってしまうようなシーンもあったかと思います。
マネージャーは雑務や部員の要望に振り回されることも多いですが、それらを寛容に受け入れる「受容力」が重要になります。
仕事においても、上司の指示やお客様のワガママに振り回されることが多々あるので、それらを寛大に受け入れる力は面接官に評価されます。
あなたの強みをカンタンに見つける方法
強みを確認したい方は無料の適性検査を受けましょう。
適性検査を受ければ、「自分の強みがわからない」と悩むことはなくなります。
勿論、引き続き自己分析を継続する必要はありますが、自分の強みを正しく把握していれば、ES・面接で堂々とアピールできるようになります。
その点、適性検査はデータに裏付けられた客観的な強みを教えてくれるので、自分の強みを正しく・効率的に見つけることができます。
過去数十万人の受検データから客観的なあなたの特徴を定量的に示してくれるので、
といった疑念を払拭してくれます。
適性検査受検には20分ほど時間がかかり面倒臭いですが、一度受験しておけば就活で遠回りすることもなくなるはず。
まだ受検してない人はさっさと受検しておきましょう。
自己分析用の適性検査は「キミスカ」一択
自分の新たな強みを発見したいという方は、正直キミスカの適性検査さえ受ければ良いです。
キミスカの適性検査は「強み」や「弱み」は勿論、「ストレス耐性」「価値観」「性格」など10項目も診断してくれるハイクオリティな適性検査です。
また、検査結果からあなたの「ビジネス戦闘力」を測定してくれるので、今のあなたがビジネスでどの程度通用するのか、ズバリ教えてくれます。
更に、診断結果から「人物像」や「適性職種」をフィードバックしてくれるのですが、このコメントを面接官に見てもらえばOKなレベルで超絶わかりやすいです・・・笑
適性検査を受験して得られること
- 「強み」「弱み」が細かく診断
- 自己分析が難しい観点も診断
- ビジネス戦闘力という独自診断
- 超絶わかりやすい人物像診断
- 診断結果に合う優良企業からのスカウト
\ 1分で登録完了 /
【関連記事】キミスカの特徴・評判を現役人事部が解説(就活生による評価まとめ)
強み・弱みを的確に教えてくれる適性検査(OfferBox)
まずはテッパンの適性検査を受験したいという方にはOfferBoxに実装されている「AnalyzeU+」をオススメします。
OfferBoxの適性検査では、「前に踏み出す力」「考え抜く力」「チームで働く力」の3つのカテゴリーで診断してくれます。
更にそれぞれのカテゴリーを構成する要素を細かく偏差値で示してくれているので、自身の強み・弱みを視覚的に理解できるようになります。
更に、強み・弱みのそれぞれにコメントまでしてくれるので、自己PRやガクチカに応用しやすいのも嬉しいポイントです。
適性検査を受験して得られること
- 「強み」「弱み」が一目瞭然
- ビジネスに必要な能力を網羅的に診断
- 「強み」「弱み」を具体的にフィードバック
- 診断結果を見た大手企業・ベンチャー企業からスカウト
\ 1分で登録完了 /
【関連記事】OfferBox(オファーボックス)の評判・口コミを企業側目線で紹介
自己PRに説得力を持たせるマネージャー経験のガクチカ構成方法
ガクチカの構成を考える際は「STARの観点」というフレームワークを活用すると初めて話を聞く人にも分かりやすく、コンパクトに伝えることができます。
ガクチカの構成方法(STARの観点)
以下の4つの要素の頭文字をとった、エピソード構成のフレームワークです。
・Situation=状況
その時の状況や背景について簡単に説明します。
・Task=課題・問題
具体的な課題や条件をについて説明します。
・Action=行動
課題解決にあたって取った具体的な行動について説明します。
・Result=結果
取り組みの結果について、事実とあなた自身の振り返りを説明します。
STARの観点の更に詳しい解説は以下の記事を参考にして下さいね。
参考面接を突破できるガクチカのフレームワーク【現役面接官が伝授】
続きを見る
マネージャー経験の自己PRの例文
では、これまで紹介したマネージャーの自己PR構成方法を踏襲した例文をご紹介します。
是非、参考にしていただければと思います。
例文
私は「縁の下の力持ちとして組織の円滑運営に貢献できる人材」です。
私は学生時代、サッカー部のマネージャーとして部の運営に貢献しました。
その中でも、新入部員の勧誘と部内規則の教育に力を注ぎました。
当時、マネージャーの仕事といえば、試合の記録・練習準備・清掃・会計処理等のサポート的な仕事が主な仕事内容でした。
その中で私は更に部活運営に貢献したいと言う思いから、業務範囲を広げることを提案しました。
具体的には、例年選手自身が行っている新入部員勧誘業務を代わりに行うことを提案しました。
しかし、部活の厳しさや学業との両立の難しさなど、選手にしか伝えられない情報も多くあ
り、マネージャーだけで新入部員を勧誘することは困難を極めました。
そこで、私はサッカー部のHPを立ち上げ、部員の「活動内容」や「練習時間」、「学業との両立のコツ」などを部員にインタビューして記事としてHPに掲載しました。
更に、新入部員勧誘の際はHPのQRコードを印刷したチラシを配布し、入部する新入生にはHPの内容をしっかり確認してもらうように工夫しました。
その結果、選手自身が勧誘しなくても、新入生がサッカー部について十分に理解できるような仕組みを築き上げることが出来ました。
私はこの経験から、工夫次第で全体最適を実現できることを実感しました。
参考面接の合格率が圧倒的に高まる話し方(2つのことを意識するだけ)
続きを見る
部活に集中していて就活が不安な方へ
という方も多いのではないでしょうか?
そんな方には就活エージェントを活用することをオススメします。
就活エージェントでは、就活アドバイザーが自己分析や選考対策を手助けしてくれるので、めちゃくちゃ効率的に就活を進められるようになります。
部活に忙しく就活に時間を割けない体育会学生にマッチする就活サービスだと思います。
中でも、体育会学生の就活支援トップクラスの実績を誇る「アスリートエージェント」が良いと思います。
アスリートエージェントには以下のような特徴があるので気になる人は参考にしてください。
ポイント
- 体育会系限定求人を紹介
- 体育会系出身のアドバイザー
- 体育会系の強みを活かす就活指導
こちらもCHECK
アスリートエージェントの評判【メリット・デメリットを人事が解説】
続きを見る
【面接対策】深堀り質問への対応するコツ(現役面接官が伝授)
面接でのアピール方法について詳しく紹介しましたが、面接対策としてはまだ不十分です。
面接官からの深堀り質問に回答ができて、やっと面接対策が十分だと言えます。
詳しくは、以下の記事を参考にして下さい。
こちらもCHECK
【必見】面接官にエピソードを深堀された時に上手く答えるコツ
続きを見る
自己PRでのマネージャー経験の伝え方 まとめ
以上、いかがでしたでしょうか?
本記事ではマネージャーを頑張った経験を自己PRで生かすコツをご紹介しました。
マネージャー経験は非常に多くのアピールポイントがあります。
ただし、マネージャーをやっていたこと自体をアピールするのではなく、マネージャーで頑張ったことのプロセスをアピールしましょう。
また、マネージャー経験のガクチカをSTARの観点に則って構成することであなたの自己PRに説得力をもたせることを心掛けましょう。
是非、本記事を参考にあなたのマネージャー経験の自己PRをブラッシュアップして下さい。
以上、最後まで読んで頂いてありがとうございます。