学生時代は陸上競技に全力を注ぎ、就職活動においてもその経験を活かしたいと考えている方向けの記事です。
陸上競技はたった0.1秒、1cm記録を伸ばすために肉体・精神・技術に磨きをかける非常にストイックなスポーツ種目です。
当然、就職活動の自己PRにおいても陸上経験は大いに活かすことができます。
しかし、就職活動に適した自己PRを準備できていないと、「面接官に陸上経験が上手くアピールできない!」なんてことになりかねません。
本記事では上記のようなことにならないように、陸上競技に打ち込んだ経験をより魅力的に面接官にアピールするためのメソッドを紹介します。
是非、最後まで読んで下さい。
本記事の信憑性
- 筆者のRamboは現役の大手企業の新卒採用責任者
- 3年間で1,000名を超える学生との面談・面接を経験
- 専門は新卒採用戦略企画(2,000名参加の企業向けフォーラムで採用戦略が紹介される)
部活で忙しくて就活に時間を割けないという方へ・・
部活は最後までやり切りたい!でも、就活も頑張らないと‥焦りを感じている体育会学生の方は多いと思います。
特に近年は就職活動が早期化しているため、あなたが部活に打ち込んでいる間に周りは自己分析やら企業研究やらをどんどん進めています・・・
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「満足いくまで部活をやり切りつつ、納得内定を獲得したい!」という方はぜひ活用して下さい。
詳しく知りたい人はこちらから
アスリートエージェントの評判【メリット・デメリットを人事が解説】
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目次
そもそも自己PRで何を語れば良いのか?
面接官は自己PRを聞くことで「あなたの長所」を確認しようとしています。
そのため、自己PRは「長所+裏付けとなるエピソード」の形で語ることを求められています。
合わせて読みたいガクチカと自己PRの違いとは?定義・評価軸・書き方の違いを解説!
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部活の自己PRの基本
バレーボール経験の自己PR方法について解説する前に、まずは部活動の自己PRの基本を理解しておきましょう。
部活の自己PRの基本
- 部活をやってた事が評価されるわけではない
- 部活での経験はアピールする長所の根拠
- 部活での経験とビジネスを紐付ける
まずは部活動の自己PRの基本をじっくりと理解したいという方は以下の記事を参考にして下さい。
参考【就活】自己PRで『部活のガクチカ』をアピールする【例文アリ】
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自己PRで語れる、陸上経験から得る力とは
具体的な能力を紹介する前に、自己PRで面接官に評価されやすい能力の切り口を紹介します。
自己PRでは主に以下の3つの切り口からアピールする能力を考えるようにしましょう。
能力の切り口
- 対課題力:仕事を処理するスピード、仕事のクオリティに関係する能力
- 対自分力:自分の行動や思考をコントロールする際に必要となる能力
- 対人力:人とのコミュニケーション能力
参考自己PRでアピールできる24個の強み一覧【評価される強み大公開】
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では、陸上を通じて培える代表的な能力を紹介します。
陸上経験で培った「対課題力」を自己PRでアピールしよう
陸上経験で培える代表的な「対課題力」は「目的達成力」です。
大会での活躍は勿論、自己ベスト更新のために血が滲むような努力を積み重ねきたかと思います。
また、陸上においてはフォームの改善など、技術的な要素を突き詰める必要があります。
陸上競技において、工夫しながら目標を達成に向けて努力した経験を伝えることで、「仕事でも目的達成に向けて頑張れる人材」と評価されることでしょう。
参考【就活】自己PRで『妥協しない姿勢』をアピールする【例文アリ】
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陸上経験で培った「対自分力」を自己PRでアピールしよう
陸上競技を通して培える代表的な「対自分力」は「集中力」です。
陸上競技ではベストなパフォーマンスを発揮するためにはとことん自分と向き合う必要があります。
ビジネスにおいても、「高いクオリティの資料を作成できるか」「上手くプレゼンできるか」等、個人のスキルに依存する仕事は多いです。
そのため、甘えや妥協を許さず、自分を追い込み、本番でベストなパフォーマンスを発揮できる精神力はにおいても高く評価されます。
陸上経験で培った「対人力」を自己PRでアピールしよう
陸上を通して培える代表的な「対人力」は「競争心」です。
陸上競技は個人種目なので、部員と切磋琢磨できるように練習環境や部の雰囲気作りにも気を使っていたハズです。
会社内にも「競争」存在します。例え、同じ会社で働く仲間であったとしても、互いに刺激を与え合う関係構築は重要です。
そのため、面接官はあなたが会社に入ってからも出世や成功を求める「競争心」の強い人かどうかを評価しています。
その他の強みをアピールする
他にも陸上経験からアピールできる力はまだまだあると思います。
あなたの陸上経験を見つめ直して、どのような力が備わったのかじっくり考えてみて下さい。
自己PRで最も重要なのは、「自分の言葉として語れるかどうか」です。
強みの見つけ方が知りたい方は以下の記事を参考にして下さい。
参考【就活】自己分析で『強み』を見つけるコツ
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あなたの強みをカンタンに見つける方法
強みを確認したい方は無料の適性検査を受けましょう。
適性検査を受ければ、「自分の強みがわからない」と悩むことはなくなります。
勿論、引き続き自己分析を継続する必要はありますが、自分の強みを正しく把握していれば、ES・面接で堂々とアピールできるようになります。
その点、適性検査はデータに裏付けられた客観的な強みを教えてくれるので、自分の強みを正しく・効率的に見つけることができます。
過去数十万人の受検データから客観的なあなたの特徴を定量的に示してくれるので、
といった疑念を払拭してくれます。
適性検査受検には20分ほど時間がかかり面倒臭いですが、一度受験しておけば就活で遠回りすることもなくなるはず。
まだ受検してない人はさっさと受検しておきましょう。
自己分析用の適性検査は「キミスカ」一択
自分の新たな強みを発見したいという方は、正直キミスカの適性検査さえ受ければ良いです。
キミスカの適性検査は「強み」や「弱み」は勿論、「ストレス耐性」「価値観」「性格」など10項目も診断してくれるハイクオリティな適性検査です。
また、検査結果からあなたの「ビジネス戦闘力」を測定してくれるので、今のあなたがビジネスでどの程度通用するのか、ズバリ教えてくれます。
更に、診断結果から「人物像」や「適性職種」をフィードバックしてくれるのですが、このコメントを面接官に見てもらえばOKなレベルで超絶わかりやすいです・・・笑
適性検査を受験して得られること
- 「強み」「弱み」が細かく診断
- 自己分析が難しい観点も診断
- ビジネス戦闘力という独自診断
- 超絶わかりやすい人物像診断
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【関連記事】キミスカの特徴・評判を現役人事部が解説(就活生による評価まとめ)
強み・弱みを的確に教えてくれる適性検査(OfferBox)
まずはテッパンの適性検査を受験したいという方にはOfferBoxに実装されている「AnalyzeU+」をオススメします。
OfferBoxの適性検査では、「前に踏み出す力」「考え抜く力」「チームで働く力」の3つのカテゴリーで診断してくれます。
更にそれぞれのカテゴリーを構成する要素を細かく偏差値で示してくれているので、自身の強み・弱みを視覚的に理解できるようになります。
更に、強み・弱みのそれぞれにコメントまでしてくれるので、自己PRやガクチカに応用しやすいのも嬉しいポイントです。
適性検査を受験して得られること
- 「強み」「弱み」が一目瞭然
- ビジネスに必要な能力を網羅的に診断
- 「強み」「弱み」を具体的にフィードバック
- 診断結果を見た大手企業・ベンチャー企業からスカウト
\ 1分で登録完了 /
【関連記事】OfferBox(オファーボックス)の評判・口コミを企業側目線で紹介
自己PRに説得力を持たせる陸上部のガクチカ構成方法
ガクチカの構成を考える際は「STARの観点」というフレームワークを活用すると初めて話を聞く人にも分かりやすく、コンパクトに伝えることができます。
ガクチカの構成方法(STARの観点)
以下の4つの要素の頭文字をとった、エピソード構成のフレームワークです。
・Situation=状況
その時の状況や背景について簡単に説明します。
・Task=課題・問題
具体的な課題や条件をについて説明します。
・Action=行動
課題解決にあたって取った具体的な行動について説明します。
・Result=結果
取り組みの結果について、事実とあなた自身の振り返りを説明します。
STARの観点の更に詳しい解説は以下の記事を参考にして下さいね。
参考面接を突破できるガクチカのフレームワーク【現役面接官が伝授】
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陸上経験の自己PRの例文
では、これまで紹介した陸上経験の自己PR構成方法を踏襲した例文をご紹介します。
是非、参考にしていただければと思います。
例文
私の長所は「目標達成のためならプライドや固定観念に拘らず努力できる」点です。
学生時代、走り幅跳びで日本学生陸上競技対抗選手権大会への出場することを目標に標準記録である7m55cmを突破すべく日々練習に打ち込んでいました。
しかし、大学3年生時のベスト記録は7m20 cmと、標準記録には遠く及んでいませんでした。
そこで、目標達成に向けて自分に足りない要素を見出す為、自負や思い込み、拘りを捨てて客観的な視点を取り込むようにしました。
自力で課題を見出だせないもどかしさはありましたが、大会出場が自身にとっての最優先事項であったため、些事は捨て去ろうと決心できました。
具体的には、下級生に私自身の跳躍分析に協力を頼み込んだり、他大学の強豪選手からのアドバイスもらったりしました。
また、貰ったアドバイスに対して「俺には当てはまらないな」と先入観で判断せず、全て実践してから取捨選択するように心がけました。
そうした地道な取組のお陰で、踏切直前に大幅にスピードダウンしているという課題に気づけました。私は跳躍選手として100m走のタイムは良い方だったので、「スピード」が課題だと思いもしていませんでした。
そこで、助走に特化した練習メニューに切り替え、徹底して踏切前のスピードアップに拘るようにしました。その結果、目標としていた7m55cmを突破し、日本学生陸上競技対抗選手権大会に出場することができました。
私はこの経験から、目標を達成するためにプライド・固定観念に囚われない事の重要性を学ぶことができました。ご縁があって、御社で働かせて頂けるのであれば、「常に高い目標に向かって初心を忘れずに取り組み、結果を出せる人材」として貢献したいと思います。
参考面接の合格率が圧倒的に高まる話し方(2つのことを意識するだけ)
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陸上経験の自己PRに関する注意点
最後に、部活について自己PRする際に注意したいことを紹介します。
これまで紹介した手順に従って自己PRを作成したら、最後にチェックしてみて下さい。
部活以外にも自己PRで話せるガクチカはある?
部活に打ち込んでいた学生の弱点が「部活以外は疎かにしている」というイメージを持たれやすいことです。
サークルに力を入れつつも、長期インターンや留学に力を入れている学生は、その経験値の豊富さを評価されています。
自己PRでアピールする力に説得力を持たせるためにも、部活以外で語れるガクチカを準備しておくと良いでしょう。
部活で練習を頑張ったことばかりアピールしていない?
部活での練習内容を詳しく説明する学生は結構多いです。
しかし、面接官はあなたが打ち込んでいたスポーツに対しては素人です。
詳しい練習内容を聞いたところで、何がキツイのか共感できないことが多いです。
あなたの準備したガクチカの専門性が高すぎないか今一度チェックしてみて下さい。
部活に集中していて就活が不安な方へ
という方も多いのではないでしょうか?
そんな方には就活エージェントを活用することをオススメします。
就活エージェントでは、就活アドバイザーが自己分析や選考対策を手助けしてくれるので、めちゃくちゃ効率的に就活を進められるようになります。
部活に忙しく就活に時間を割けない体育会学生にマッチする就活サービスだと思います。
中でも、体育会学生の就活支援トップクラスの実績を誇る「アスリートエージェント」が良いと思います。
アスリートエージェントには以下のような特徴があるので気になる人は参考にしてください。
ポイント
- 体育会系限定求人を紹介
- 体育会系出身のアドバイザー
- 体育会系の強みを活かす就活指導
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【面接対策】深堀り質問への対応するコツ(現役面接官が伝授)
面接でのアピール方法について詳しく紹介しましたが、面接対策としてはまだ不十分です。
面接官からの深堀り質問に回答ができて、やっと面接対策が十分だと言えます。
詳しくは、以下の記事を参考にして下さい。
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【必見】面接官にエピソードを深堀された時に上手く答えるコツ
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あなたの自己PRが通用するか評価してもらう方法
選考を受ける前に、スカウトサービスを活用して自己PRが「企業に評価されるか」を確認することをオススメします。
自己PRを完成させても、面接官に思い通りに評価されるか不安ですよね。
自分で『完璧』と思っていても、以下のように企業視点では『いまいちだな・・・』と感じられることは多いです。
- 客観的視点が欠落した自己PRになる
- 面接官の視点が欠落した自己PRになる
- 伝わりにくい言葉や論理の飛躍が盛りだくさんの自己PRになる
上記のような状態に陥らないためにも、スカウトサービスにあなたの自己PRを掲載してみましょう。
メモ
スカウトサービスとは、登録された自己PRを見た企業の採用担当から特別選考のスカウトが送られるサービスです。
また、登録する自己PRはいつでも編集できるため、「どんな自己PRが企業にウケるのか」を試行錯誤できるのも魅力的です。
なんと言っても、数多くの企業の採用担当にあなたの自己PRを見てもらえるというのは最大のメリットと言えるでしょう。
もし、スカウトを獲得できれば儲けモノ、獲得できなくても改善の余地があるということを選考前に発見できるのです。
ポイント
選考前にスカウトサービスで自己PRが評価されるかテストマーケティングすることが重要
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自己PRでの陸上経験の伝え方 まとめ
以上、いかがでしたでしょうか?
本記事では陸上を頑張った経験を自己PRで生かすコツをご紹介しました。
陸上経験は非常に多くのアピールポイントがあります。
ただし、陸上をやっていたこと自体をアピールするのではなく、陸上で頑張ったことのプロセスをアピールしましょう。
また、陸上経験のガクチカをSTARの観点に則って構成することであなたの自己PRに説得力をもたせることを心掛けましょう。
是非、本記事を参考にあなたの陸上経験の自己PRをブラッシュアップして下さい。
まで読んで頂いてありがとうございます。