就活において、ガクチカや自己PRで問われるあなたの強みについて、たった1つの強みだけで就活を乗り切ろうとする学生が非常に多いです。
現役採用担当である筆者の経験上、大手企業から複数内定を獲得するような学生は複数の強みを上手く使い分けています。
本記事では、大手企業内定を獲得したい方に向けて、大手企業から内定を獲得するために必要な強みの個数やアピール方法を具体的には説明します。
ぜひ、最後まで読んでみて下さいください。
本記事の信憑性
- 筆者は現役の大手企業の新卒採用責任者
- 3年間で1,000名を超える学生との面談・面接を経験
- 専門は新卒採用戦略企画(2,000名参加の企業向けフォーラムで採用戦略が紹介される)
目次
大手企業から内定を獲得するには強みは何個必要?
結論から言って大手企業から内定を獲得したいのであれば、強みは2つ〜3つはあった方が良いです。
一般的に人気企業や大手企業の倍率は100倍〜と言われています。
つまり、学生100人の中で最も優秀と評価されないと内定を貰えない計算になります。
よほど凄まじい経験値があり、間違いなく100人中1位となり得る能力を持っている学生は1つの強みで就活を乗り切れるでしょう。
しかし、普通の学生生活を過ごしてきた方にとっては100人の中で最も優秀な人材であることを示すのは非常に難しいことでしょう。
そこで大切なのが、複数の強みを掛け合わせるという発想です。
複数の強みを掛け合わせる意味
複数の強みを掛け合わせて独自の強みをアピールできれば、ライバル学生との差別化が可能になります。
例えば、5人中1位となるような強みを3つ程見つけられたとしましょう。
それらを組み合わせると、⅕×⅕×⅕=125人に1人の人材になることができます。
少々乱暴な考え方のように見えますが、たった1つの強みを武器にするより、ライバルが減り、あなたの人物像を明確にすることができるはずです。
複数の強みの掛け合わせ例
例えば、「計画力」と「決断力」と「統率力」という強みをピックアップしたとします。
一つ一つの強みは、多くの就活生がアピールしている強みだと思います。
しかし、これらを掛け合わせて「先行きを予想して意思決定が行えるリーダー」とアピールするとどうでしょう?
同じ強みをアピールするライバルは一気に少なくなりますし、人物像が明確になったはずです。
複数の強みを見つける方法
大手企業の内定を獲得するためには、複数の強みを掛け合わせることが大切です。
そのためには、あなたに備わっている強みを複数見つけ出さなければなりません。
まだ気付いていない強みの見つけ方①:適性検査【簡単&正確】
自分の強みを知りたい方は無料の適性検査を受験することをオススメします。
適性検査では、あなたの強みや弱みは勿論、向いてる仕事タイプや性格まで定量的に診断してくれます。
また、選考前に適性検査を受験しておくことで、自己分析や選考対策に活かせるので、早めに受検しておきましょう。
新たな一面が発見できる高精度適性検査(キミスカ)
自分の新たな一面を発見したいという方には、キミスカの適性検査がオススメです。
キミスカの適性検査は「強み」や「弱み」以外にも、「ストレス耐性」「価値観」「性格」など10項目も診断してくれる超リッチな適性検査です。
また、検査結果からあなたの「就活戦闘力」を測定してくれるので、あなたのがビジネスで通用する可能性がどの程度あるのか、ズバリ教えてくれます。
更に、診断結果から「人物像」や「適性職種」をフィードバックしてくれるのですが、このコメントを面接官に見てもらえばOKなレベルで超絶わかりやすいです・・・笑
適性検査を受験して得られること
- 「強み」「弱み」が細かく把握できる
- 自己分析が難しい観点も診断してくれる
- 「就活戦闘力」を数値化してくれる
- 超絶わかりやすい人物像・適性職種診断
- 診断結果に合う優良企業からのスカウト
強み・弱みを的確に教えてくれる適性検査(OfferBox)
まずはテッパンの適性検査を受験したいという方にはOfferBoxに実装されている「AnalyzeU+」をオススメします。
強み・弱みが具体的にフィードバックされるので、自己PRで面接官に伝えやすいです。
また、延べ受験者数が100万人を超えているような適性検査なので、信憑性は高いです。
適性検査を受験して得られること
- 仕事においてどのように強みが発揮されるか分かる
- 診断結果に合う有名企業からスカウトが来る
まだ気付いていない強みの見つけ方②:他己分析【具体的】
強みを見つけるもう一つの方法は、他己分析です。
他己分析とは、あなたをよく知る友人や家族等にあなたの強みや弱みを客観的に洗い出してもらう分析方法です。
あなたをよく知る人からのフィードバックなので、
- 強み弱みと判断した理由
- どんなシーンで発揮されたか
を具体的に知ることができるはずです。
あなた自身では強みと思っていなような能力も、他人から見ると強みと思われることも多々あるはずです。
セリフ まずは適性検査を受験して強みを洗い出し、それらの強みを他己分析で深めるやり方が最も効率的で抜け漏れがなくなります。
強みを掛け合わせるコツ
最後に強みの掛け合わせ方について紹介します。
適性検査や他己分析で強みを複数個洗い出し終えたら、次はどの強みを活かすか考える必要があります。
的外れな掛け合わせだと、面接でネガティブに評価されるリスクもあるので慎重に判断するようにしましょう。
①企業が求める人物像を把握する
志望企業が求める人物像に合致しているかどうか確認するようにしましょう。
強みを掛け合わせて1/100人材になれたとしても、そのような人材を企業が求めていなければ意味がありません。
説明会・インターン・OB訪問などで予め企業が求める人物像をクリアにしておくことが重要です。
特に、OB訪問は1対1で現場で働く社員から本音を色々インタビューすることができるので有効な企業研究方法です。
アプリ1つでカンタンに実施することができるので、まだ実施したことのない人は以下のアプリでサクッとOB訪問してみてください。
②強みが発揮されたか経験があるか確認する
面接では、強みとそれを証明する経験をセットでアピールすることが求められます。
単に強みをアピールするだけだと、説得力がないので面接官は評価してくれません。
あなたの経験の中で強みがどのように発揮されたのか説明できるように予め準備しておきましょう。
まとめ
以上いかがでしょうか?
本記事では、大手企業の内定を勝ち取るための強みのアピール方法を紹介しました。
大手企業では倍率が100倍以上あるため、圧倒的な経験がない場合はたった1つの強みに頼るのは危険です。
ちょっとした強みで良いので、複数の強みをかけ合わせて、他の就活生と差別化を図りつつ、あなたの人物像をクリアにする工夫が重要です。
以上、最後まで読んでいただきありがとうございました。