この記事はこんな人におすすめ
- サークルの新入生歓迎担当の経験をどうアピールすべきか悩んでいる生
- サークルの新入生歓迎担当の経験がガクチカとして通用するか不安な生
- そもそもサークルの新入生歓迎担当の経験をどのようにガクチカにすれば良いかわからない生
生の中には「サークルでの新入生歓迎担当として頑張った経験をガクチカにしよう」と考えている方も多いんじゃないでしょうか?
新歓担当は新入生に自分のサークルに入部してもらうために、サークルの宣伝やイベントの企画や既存部員とのコミュニケーション促進など、様々な取組を実施する必要があります。
しかし、シーンでは全国の大学の全てのサークルの新歓担当経験者が同じようなガクチカを披露するので差別化が難しいエピソードでもあります。
本日は現役の人事部として1,000名以上の生と面接を行った経験から、サークルの新入生歓迎担当の経験について、「人事部の評価」・「ガクチカへの落とし込み方」をお伝えします。
目次
そもそもサークルのガクチカってどう評価されるの?
「サークル活動に注力する=学業等を疎かにしている」という印象があるかもしれませんが、結論から言うと、サークル活動はガクチカとして適切な題材です。
サークル活動は一見すると、同じスポーツや文化活動に関心を持つ学生のユルい集まりのように見えますが、「学生主体で運営する組織」と言い換えることができます。
人事部はガクチカを通して、学生の「人柄」や「能力」の有無を確認していますが、重要なのはその力が「組織内で発揮されたものか」という観点です。
そのため、実はサークルという組織内での活躍は、企業でのあなたの活躍をイメージしやすいエピソードであると言えるのです。
サークルの新歓のガクチカへの企業の評価
サークル活動についてのガクチカの中でも特に多いのが新入生歓迎にまつわるエピソードです。
そのため人事部は新歓担当のガクチカは正直言って聞き飽きています。
面接シーズンともなれば、1日に何人もの学生がサークルの新歓活動についてのガクチカを披露している感覚です。
では、サークルの新歓活動のガクチカはにおいてNGなエピソードなのでしょうか?
・・・実はNGどころかめちゃくちゃアリなエピソードです。
企業の人事部が聞き飽きているサークルの新歓エピソードは以下のような特徴を持つエピソードです。
- 新入生の入部数が前年比○○%伸びたをやたら強調するガクチカ
- 新入生向けに企画したイベントの内容を必要以上に強調するガクチカ
- 新入生とのコミュニケーション量を増やしたことを強調するだけのガクチカ
あとで詳しく解説しますが、新入生歓迎活動という「認知→関心→理解→共感→決定」という一連の流れから一部を切り抜いたガクチカは聞き飽きています。
裏を返せば、新歓活動という一連の流れの中で「なぜそのような判断を下したのか」というプロセスをアピールすれば非常に魅力的なガクチカとして評価されるポテンシャルを秘めています。
他のエピソードでガクチカを書こうかな・・・と感じた方
以下の記事を参考にあなたの魅力を最大限に引き出すガクチカを探してみてください!
ガクチカ集はこちら
【就活】どのエピソードでガクチカを書くべき?約50種類のガクチカ紹介
続きを見る
サークルの新歓活動でアピールできることは?
先述の通り、サークル活動は学生主体の組織運営と言い換えることができます。
企業はあなたがサークル活動において発揮した力が企業という組織運営においても発揮される再現性のある力なのか確認しています。
そのため、サークル活動を企業活動に置き換えてみて考えると、自ずとアピールできる能力が明確になります。
結論から言うとサークルの新歓活動では、企業活動でいうマーケティングスキルをアピールできます。
サークル活動を企業活動に転換
サークル活動をガクチカに落とし込む際、サークル活動で得た能力はどのように企業活動で活かせるのか転換することが重要です。
企業が再現性をイメージしやすいように、以下のようにサークル活動と企業活動を照らし合わせて自身のアピールポイントを明確化すると良いです。
サークル活動 | 企業活動 | 役割 |
---|---|---|
幹部・練習担当 | 経営企画 | 組織の維持・目標設定・計画策定を担う。 |
会計担当 | 財務・経理 | 組織の運転資金管理、予算の適切な割り振りを担う。 |
渉外(協賛)担当 | 営業 | 相手のニーズを汲んだ適切な提案を行い、資金調達を担う。 |
新歓担当 | マーケティング | 組織活動の認知向上・組織活動への共感促進を担う。 |
イベント担当 | 企画 | 目標達成に適切な企画の立案・適材適所の人材采配を担う。 |
以上のようにガクチカとしてサークル活動を採用する際は、企業活動に照らし合わせてアピールすることで「お遊び」でないことを伝えることができます。
新歓活動ではマーケティングスキルを取得できる
サークルの新歓活動は企業活動に例えるとマーケティングです。
新歓活動を以下の通り細分化するとよりマーケティングとの類似点が浮き彫りになります。
新歓活動
step
1新入生にサークルを「認知」させる
step
2イベントで「興味」を惹く
step
3サークルの活動内容を「理解」させる
step
4所属するメンバーやサークルの方針に「共感」させる
step
5新入生にサークルへの入部を「決定」させる
企業が行っているマーケティング活動では自社の商品をCM等で市場に「認知」させて、イベントやキャンペーンで「興味」を惹きます。
そして、消費者にその商品の味や機能を「理解」させ、企業がその商品にかける想い開発秘話を公開することで「共感」させ、消費者が購入しやすいような販売戦略を考えて購入を「決定」させています。
サークルの新歓活動では自分のサークルを「商品」としたマーケティング活動と考えれば、あなたが新歓活動を通して得られる力は明白です。
- サークルの認知度を向上させる「情報発信力」(SNS活用やビラ作成)
- 新入生の興味を惹くイベント等の「企画策定力」
- サークルの魅力を新入生に理解させる「説得力」
- 新入生にメンバーやサークルの方針に共感させる「洞察力」
- 新入生がサークルに入部しやすいように入部方法等を設計する「気配り」
簡単にアピールする強みを見つける方法
強みを確認したい方は無料の適性検査を受けましょう。
適性検査を受ければ、「自分の強みがわからない」と悩むことはなくなります。
勿論、引き続き自己分析を継続する必要はありますが、自分の強みを正しく把握していれば、ES・面接で堂々とアピールできるようになります。
その点、適性検査はデータに裏付けられた客観的な強みを教えてくれるので、自分の強みを正しく・効率的に見つけることができます。
過去数十万人の受検データから客観的なあなたの特徴を定量的に示してくれるので、
といった疑念を払拭してくれます。
適性検査受検には20分ほど時間がかかり面倒臭いですが、一度受験しておけば就活で遠回りすることもなくなるはず。
まだ受検してない人はさっさと受検しておきましょう。
自己分析用の適性検査は「キミスカ」一択
自分の新たな強みを発見したいという方は、正直キミスカの適性検査さえ受ければ良いです。
キミスカの適性検査は「強み」や「弱み」は勿論、「ストレス耐性」「価値観」「性格」など10項目も診断してくれるハイクオリティな適性検査です。
また、検査結果からあなたの「ビジネス戦闘力」を測定してくれるので、今のあなたがビジネスでどの程度通用するのか、ズバリ教えてくれます。
更に、診断結果から「人物像」や「適性職種」をフィードバックしてくれるのですが、このコメントを面接官に見てもらえばOKなレベルで超絶わかりやすいです・・・笑
適性検査を受験して得られること
- 「強み」「弱み」が細かく診断
- 自己分析が難しい観点も診断
- ビジネス戦闘力という独自診断
- 超絶わかりやすい人物像診断
- 診断結果に合う優良企業からのスカウト
\ 1分で登録完了 /
【関連記事】キミスカの特徴・評判を現役人事部が解説(就活生による評価まとめ)
強み・弱みを的確に教えてくれる適性検査(OfferBox)
まずはテッパンの適性検査を受験したいという方にはOfferBoxに実装されている「AnalyzeU+」をオススメします。
OfferBoxの適性検査では、「前に踏み出す力」「考え抜く力」「チームで働く力」の3つのカテゴリーで診断してくれます。
更にそれぞれのカテゴリーを構成する要素を細かく偏差値で示してくれているので、自身の強み・弱みを視覚的に理解できるようになります。
更に、強み・弱みのそれぞれにコメントまでしてくれるので、自己PRやガクチカに応用しやすいのも嬉しいポイントです。
適性検査を受験して得られること
- 「強み」「弱み」が一目瞭然
- ビジネスに必要な能力を網羅的に診断
- 「強み」「弱み」を具体的にフィードバック
- 診断結果を見た大手企業・ベンチャー企業からスカウト
\ 1分で登録完了 /
【関連記事】OfferBox(オファーボックス)の評判・口コミを企業側目線で紹介
サークルの新歓のガクチカで差別化する方法
冒頭で言った通り、サークルの新歓担当のガクチカは非常に多いため、しっかりと差別化を図らなければ人事部の記憶に残らないです。
サークルの新歓担当のガクチカで差別化するためには「新入生へのインサイトの深さ」と「マーケティング活動としての網羅性」がキモになります。
新入生へのインサイトの深さをアピールしよう
前述の通り、サークルの新歓活動は企業でいうところのマーケティング活動にあたります。
マーケティングにおいて重要なのは消費者へのインサイトの深さです。
消費者が何を望んでいるのかしっかりと分析できていないとマーケティング活動は意味を成しません。
それは新歓活動においても同じです。
大学に入りたてで、友達ができるか、楽しいキャンパスライフを送れるか不安な新入生。
しかも毎日多くのサークルや部活動からの勧誘を受けているのです。
そのような状況にある新入生に対して適切なアプローチの仕方を考えられているのかが非常に重要になります。
サークル側の視点に立った自己満足な新歓活動ではなく、新入生のインサイトをしっかりと理解した上で実施した新歓活動を実施できたことをアピールしましょう。
マーケティング活動としての網羅性をアピールしよう
新歓活動はマーケティング活動に類似していると説明しましたが、マーケティング活動において「認知→関心→理解→共感→決定」のステップはどれ一つとして欠けてはならないのです。
例えばテレビCMをいくら放映していても、消費者がその商品に興味を持つポイントがなければ売れません。
新歓活動も全く同じです。無意味に校門でビラばかり配っていても無意味ですし、興味をもってイベントに来てくれたのに既存部員と全く交流が図れないと入部しようとは思いません。
新歓活動をガクチカとして話す際、まずは先述の5つのステップを網羅的に説明する必要があります。
その上で、特にあなたがどのステップに力を入れたのか説明できれば人事部は「コイツわかってるな!」となります。
サークルの新歓担当のガクチカの書き方
サークル活動における新歓担当としてのガクチカで評価される方法と、アピールするポイントを決めれば、最後にそれらを上手く伝えるためにエピソードの構成を考えます。
エピソードの構成を考える際は「STARの観点」というフレ、ームワークを活用すると初めて話を聞く人にも分かりやすく、コンパクトに伝えることができます。
STARの観点
・Situation=状況
初めてそのエピソードを聞く人にも理解できる話になっているか、「いつ」「どこで」「誰が」を意識しましょう。
・Task=課題・問題
「なぜ?」あなたがその課題に取り組もうと考えたのか、徹底的に深堀りして考えましょう。
・Action=行動
どのような能力を発揮して課題解決にあたったのか「具体的」に言語化しましょう。
・Result=結果
「成果」<「学び」を意識して、それが社会人になってどのように活かせるか伝えましょう。
ちなみにSTARの観点の詳しい解説は以下の記事を参考にして下さいね。
面接を突破できるガクチカのフレームワーク【現役面接官が伝授】
続きを見る
ガクチカ完成後にやるべき2つのこと
ガクチカを作ったらやるべきコト
- スカウトサービスに登録してガクチカが通用するか試そう
- 面接官からの深堀り質問に備えよう
①スカウトサービスでガクチカが通用するか試す
選考を受ける前に、スカウトサービスを活用してガクチカが「企業に評価されるか」を確認することをオススメします。
ガクチカを完成させても、面接官に思い通りに評価されるか不安ですよね。
実際、『完璧なガクチカ』だと思っていても、企業視点では『いまいちだな・・・』と感じられることは多いです。
そこで、スカウトサービスにガクチカを登録しておいて企業担当者からスカウト貰えるか試すことをオススメします。
メモ
スカウトサービスとは、登録されたガクチカを見た企業の採用担当から特別選考のスカウトが送られるサービスです。
また、登録するガクチカは何度でも編集できるので、”どんなガクチカがウケるのか”を試行錯誤できるのも魅力的です。
なんと言っても、”数多くの企業の採用担当にガクチカを見てもらえる”というのは最大のメリットと言えるでしょう。
もし、スカウトを獲得できれば儲けモノ、獲得できなくても改善の余地があるということを選考前に発見できるのです。
ちなみにガクチカを試すのであれば、OfferBoxが一番オススメです。
OfferBoxがオススメな理由
【1】利用企業9,000社以上と国内最大級
【2】学生のオファー受信率 90%以上
【3】適性診断を無料で受けることが可能、その適性診断の結果をもとに、自己PRをさらに磨くことができます。
OfferBox以外のスカウトサービスも有用なので以下記事で紹介しておきますね。
こちらもCHECK
採用担当によるスカウトサービス徹底比較【キミスカ・OfferBox・dodaキャンパス】
続きを見る
②深堀り質問に備える
ガクチカが完璧になったとしても、面接対策としてはまだ不十分です。
面接官からの深堀り質問に回答ができて、やっと面接対策が十分だと言えます。
詳しくは、以下の記事を参考にして下さい。
こちらもCHECK
【必見】面接官にエピソードを深堀された時に上手く答えるコツ
続きを見る