大学生活ではテニスに心血を注ぎ、就職活動においてもテニス経験をアピールしたいと考える学生は多いかと思います。
テニスは運動力のみならず、精神力の強さ頭脳が求められるスポーツでもあります。
そのため、テニス経験はにおいて面接官にアピールできることが非常に多いです。
しかし、いざ面接官に自己PRを求められた際、「どうアピールすれば良いのかわからない!」と焦った経験はありませんか?
本記事では以上のような悩みを解決します。
テニスに打ち込んだ経験を魅力的にアピールするためのメソッドを詰め込んでいるので、ぜひ最後まで読んでみて下さい。
本記事の信憑性
- 筆者のRamboは現役の大手企業の新卒採用責任者
- 3年間で1,000名を超える学生との面談・面接を経験
- 専門は新卒採用戦略企画(2,000名参加の企業向けフォーラムで採用戦略が紹介される)
部活で忙しくて就活に時間を割けないという方へ・・
部活は最後までやり切りたい!でも、就活も頑張らないと‥焦りを感じている体育会学生の方は多いと思います。
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詳しく知りたい人はこちらから
アスリートエージェントの評判【メリット・デメリットを人事が解説】
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目次
そもそも自己PRで何を語れば良いのか?
面接官は自己PRを聞くことで「あなたの長所」を確認しようとしています。
そのため、自己PRは「長所+裏付けとなるエピソード」の形で語ることを求められています。
合わせて読みたいガクチカと自己PRの違いとは?定義・評価軸・書き方の違いを解説!
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部活の自己PRの基本
バレーボール経験の自己PR方法について解説する前に、まずは部活動の自己PRの基本を理解しておきましょう。
部活の自己PRの基本
- 部活をやってた事が評価されるわけではない
- 部活での経験はアピールする長所の根拠
- 部活での経験とビジネスを紐付ける
まずは部活動の自己PRの基本をじっくりと理解したいという方は以下の記事を参考にして下さい。
参考【就活】自己PRで『部活のガクチカ』をアピールする【例文アリ】
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テニスをやっていたこと自体は自己PRにならない
「私は学生時代に体育会テニス部に所属していました!」とアピールする学生がいますが、面接官は部活自体に全く興味はありません。
例え、テニスで日本一になっていたとしても直接「ビジネス」とは関係ないからです。
リクルートキャリアの調査による学生の所属している部活動やサークル活動に注目している面接官はわずか7.4%しか存在しないことが明らかになっています。
勿論、体育会系の部活でテニスに打ち込んだという経験を聞くと「継続力がありそう」「忍耐力がありそう」という印象は受けますが、それだけであなたを採用する意思決定はできません。
テニス部経験は自己PRに説得力をもたせる「根拠」である
冒頭の章で説明した通り、学生時代にテニスに力を注いだ経験(通称ガクチカ)はあなたのアピールしたい長所に説得力をもたせるために語るのです。
つまり、自己PRではテニス経験をアピールするのではなく「あなたの長所」をアピールすることが最も重要になるのです。
そのため、自己PRを考える際、まずはあなたが面接官にアピールしたい長所を見つけることから始めましょう。
次に、あなたが面接官にアピールしたい長所が発揮されたテニス部でのエピソードを探し、自己PRに説得力を持たせることを心がけるようにしましょう。
間違った自己PR
私は学生時代に所属していた体育会テニス部で日本一になりました。そのため~
正しい自己PR
私の強みは●●です。というのも、学生時代に所属していた体育会テニス部において●●という経験を経て~」
自己PRで語れる、テニスを通じて得た力とは
では、テニス経験を通して培われる力の中で、自己PRでアピールできる力はどのようなものがあるのでしょうか?
具体的な能力を紹介する前に、自己PRで面接官に評価されやすい能力の切り口を紹介します。
自己PRでは主に以下の3つの切り口からアピールする能力を考えるようにしましょう。
能力の切り口
- 対課題力:仕事を処理するスピード、仕事のクオリティに関係する能力
- 対自分力:自分の行動や思考をコントロールする際に必要となる能力
- 対人力:人とのコミュニケーション能力
参考自己PRでアピールできる24個の強み一覧【評価される強み大公開】
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テニス経験で培った「精神力の強さ」は自己PRでアピールできる
テニス経験で得られる「精神力の強さ」は自己PRでアピールすることができます。
テニスは、精密なボールコントロールが求められ得るスポーツであるため、精神力の揺らぎがプレイの乱れに直結します。
社会人になると、仕事量の多さに心が折れそうになったり、顧客の要望に答えきれず精神的に参ってしまいそうになったりする経験が何度もあります。
そんな時でも、まずは目の前のことからしっかり取り組める「精神力の強さ」は企業が求める力です。
テニス経験で培った「観察力」・「洞察力」は自己PRでアピールできる
テニスを通して培える「観察力」・「洞察力」は自己PRアピールすることができます。
テニスには対戦相手が存在します。
テニスで勝利するためには、その対戦相手のプレイのクセやコンディションをしっかりと観察する必要があります。
そして、観察した対戦相手の情報から「●●すればいいかな?」等の仮説を立ててプレイすることが求められます。
仕事においても、顧客の課題や求めていることを、顧客の置かれている状況等を観察して、洞察することが求められます。
特に営業職やマーケティング職には「観察力」・「洞察力」は必須スキルなので、評価される力であると言えるでしょう。
テニス経験で培った「協調性」は自己PRでアピールできる
テニスを通して培える「協調性」は自己PRアピールすることができます。
特にテニスでダブルスに打ち込んでいた方はアピールしやすい力だと言えるでしょう。
「パートナーが何を考えているのか?」
「自分の強みとパートナーの強みをどのように組み合わせると良いパフォーマンスが発揮できるのか?」
試合前は勿論、試合中もパートナーと何度も協議していたのではないでしょうか。
仕事においても、社内外の関係者と協調関係を構築することが求められます。
あなたの強みをカンタンに見つける方法
強みを確認したい方は無料の適性検査を受けましょう。
適性検査を受ければ、「自分の強みがわからない」と悩むことはなくなります。
勿論、引き続き自己分析を継続する必要はありますが、自分の強みを正しく把握していれば、ES・面接で堂々とアピールできるようになります。
その点、適性検査はデータに裏付けられた客観的な強みを教えてくれるので、自分の強みを正しく・効率的に見つけることができます。
過去数十万人の受検データから客観的なあなたの特徴を定量的に示してくれるので、
といった疑念を払拭してくれます。
適性検査受検には20分ほど時間がかかり面倒臭いですが、一度受験しておけば就活で遠回りすることもなくなるはず。
まだ受検してない人はさっさと受検しておきましょう。
自己分析用の適性検査は「キミスカ」一択
自分の新たな強みを発見したいという方は、正直キミスカの適性検査さえ受ければ良いです。
キミスカの適性検査は「強み」や「弱み」は勿論、「ストレス耐性」「価値観」「性格」など10項目も診断してくれるハイクオリティな適性検査です。
また、検査結果からあなたの「ビジネス戦闘力」を測定してくれるので、今のあなたがビジネスでどの程度通用するのか、ズバリ教えてくれます。
更に、診断結果から「人物像」や「適性職種」をフィードバックしてくれるのですが、このコメントを面接官に見てもらえばOKなレベルで超絶わかりやすいです・・・笑
適性検査を受験して得られること
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- 自己分析が難しい観点も診断
- ビジネス戦闘力という独自診断
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【関連記事】キミスカの特徴・評判を現役人事部が解説(就活生による評価まとめ)
強み・弱みを的確に教えてくれる適性検査(OfferBox)
まずはテッパンの適性検査を受験したいという方にはOfferBoxに実装されている「AnalyzeU+」をオススメします。
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更にそれぞれのカテゴリーを構成する要素を細かく偏差値で示してくれているので、自身の強み・弱みを視覚的に理解できるようになります。
更に、強み・弱みのそれぞれにコメントまでしてくれるので、自己PRやガクチカに応用しやすいのも嬉しいポイントです。
適性検査を受験して得られること
- 「強み」「弱み」が一目瞭然
- ビジネスに必要な能力を網羅的に診断
- 「強み」「弱み」を具体的にフィードバック
- 診断結果を見た大手企業・ベンチャー企業からスカウト
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【関連記事】OfferBox(オファーボックス)の評判・口コミを企業側目線で紹介
自己PRに説得力を持たせるテニス部のガクチカ構成方法
部活の自己PRに説得力を持たせるガクチカを構成する方法として、「STAR」の観点を紹介します。
ガクチカの構成を考える際は「STARの観点」というフレームワークを活用すると初めて話を聞く人にも分かりやすく、コンパクトに伝えることができます。
ガクチカの構成方法(STARの観点)
以下の4つの要素の頭文字をとった、エピソード構成のフレームワークです。
・Situation=状況
その時の状況や背景について簡単に説明します。
・Task=課題・問題
具体的な課題や条件をについて説明します。
・Action=行動
課題解決にあたって取った具体的な行動について説明します。
・Result=結果
取り組みの結果について、事実とあなた自身の振り返りを説明します。
STARの観点の更に詳しい解説は以下の記事を参考にして下さいね。
参考面接を突破できるガクチカのフレームワーク【現役面接官が伝授】
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テニス部の自己PRの例文
では、これまで紹介したテニスでの自己PR構成方法を踏襲した例文をご紹介します。
是非、参考にしていただければと思います。
例文
私の長所は冷静に状況を観察し、仮説を立てられる点です。私は体育会テニス部に所属していたのですが、テニスというスポーツでは対戦相手の分析が非常に重要です。
私は身体能力やテクニックに長けたプレイヤーではありませんでした。そのため、対戦相手の分析に時間を割くことを心掛けていました。
試合前は対戦相手の過去の戦歴やプレイスタイルを分析し、試合中は相手が打ってくるコースや当日のコンディション、感情の起伏を観察していました。
さらに分析・観察した結果にすぐに対応できるように「●●な状況では▲▲する」という自分の対応パターンを何度も練習することで体に刷り込ませることで、試合でもすぐに行動に移せるように準備していました。
仕事においても、顧客のニーズを事前にリサーチし、提案中も顧客の反応にリアルタイムで対応する必要があると考えています。
そのため、私のこの強みは御社の営業部門やマーケティング部門で働く際に生かせるものと考えています。
参考面接の合格率が圧倒的に高まる話し方(2つのことを意識するだけ)
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テニス経験の自己PRに関する注意点
最後に、部活について自己PRする際に注意したいことを紹介します。
これまで紹介した手順に従って自己PRを作成したら、最後にチェックしてみて下さい。
部活以外にも自己PRで話せるガクチカはある?
部活に打ち込んでいた学生の弱点が「部活以外は疎かにしている」というイメージを持たれやすいことです。
サークルに力を入れつつも、長期インターンや留学に力を入れている学生は、その経験値の豊富さを評価されています。
自己PRでアピールする力に説得力を持たせるためにも、部活以外で語れるガクチカを準備しておくと良いでしょう。
部活で練習を頑張ったことばかりアピールしていない?
部活での練習内容を詳しく説明する学生は結構多いです。
しかし、面接官はあなたが打ち込んでいたスポーツに対しては素人です。
詳しい練習内容を聞いたところで、何がキツイのか共感できないことが多いです。
あなたの準備したガクチカの専門性が高すぎないか今一度チェックしてみて下さい。
部活に集中していて就活が不安な方へ
という方も多いのではないでしょうか?
そんな方には就活エージェントを活用することをオススメします。
就活エージェントでは、就活アドバイザーが自己分析や選考対策を手助けしてくれるので、めちゃくちゃ効率的に就活を進められるようになります。
部活に忙しく就活に時間を割けない体育会学生にマッチする就活サービスだと思います。
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【面接対策】深堀り質問への対応するコツ(現役面接官が伝授)
面接でのアピール方法について詳しく紹介しましたが、面接対策としてはまだ不十分です。
面接官からの深堀り質問に回答ができて、やっと面接対策が十分だと言えます。
詳しくは、以下の記事を参考にして下さい。
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【必見】面接官にエピソードを深堀された時に上手く答えるコツ
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自己PRでのテニス経験の伝え方 まとめ
以上、いかがでしたでしょうか?
本記事ではテニスを頑張った経験を自己PRで生かすコツをご紹介しました。
テニス経験は非常に多くのアピールポイントがあります。
ただし、テニスをやっていたこと自体をアピールするのではなく、テニスで頑張ったことのプロセスをアピールしましょう。
また、テニス経験のガクチカをSTARの観点に則って構成することであなたの自己PRに説得力をもたせることを心掛けましょう。
是非、本記事を参考にあなたのテニス経験の自己PRをブラッシュアップして下さい。